フライフィッシング初心者は何から始めるべき?

フライフィッシング

こんにちは!Jakeです。この記事ではフライフィッシングをこれから始めようとしている方に向けて何から始めるべきなのかを解説していきます。私自身もフライフィッシングを始めたばかりで色々なところから情報を収集しているので一緒に学んでいきましょう!

フライフィッシングは道具から?

多くの人は何かを始めるにあたって「まずは道具から」となりがちですが、お勧めとしてはまずは体験スクールなど、レンタルで体験してみることをお勧めいたします。フライフィッシングは海釣りのように道具が揃ったからすぐにできるものではなく、技術や知識が必要になってきます。

自分も最初はティムコさんのビギナーエントリーレッスンを受けて座学とキャスティングの仕方、実践などから入りました。その講習を受けてみていきなり道具を揃えていたらすぐに挫折して辞めていたと思います。

フライフィッシングにはさまざまな知識と技術が必要ですが、ティムコさんのエントリースクールなどを介していただければその1日で始めるには十分な知識がつきます。

まずは道具を揃える前に何かしらのレッスンを受けてみてからどういったものを揃えれば良いのかなどを考えるようにしましょう!

ティムコさんのエントリーレッスンでは、山梨県の奈良子釣りセンターという管理釣り場で、座学・キャスティング方法・実践の流れで学び、とても為になりました。またティムコさんのスクールは40年以上も続いている歴史ある内容となっておりとても有意義な内容でした!
ティムコさんのスクール情報はこちら

フライフィッシングに必要な道具って?費用はどのくらい?

フライフィッシングを始めるにあたってどんなものが必要になってくるのかをまずはみていきましょう!

フライフィッシング用タックル

フライフィッシングタックル図
Jake
Jake

まずはフライフィッシングを始める上で必要なタックルについて見ていきましょう!

タックルとは、釣竿から仕掛けまでの一式のことを指します。フライフィッシングを始めるにあたっての最低限のタックルについてまずは見ていきましょう! 最低限必要な道具はこの6点です。

  • フライロッド
  • フライリール
  • フライライン
  • バッキングライン
  • リーダー・ティペット
  • フライ

それぞれの道具においても種別が分かれており、西洋から入ってきているものになるため、表記がフィートやポンドなどの単位になっていたり、大きさ表記のルールがものによって異なるため少々ややこしいですが、慣れてしまえば問題はありません。それぞれの道具についてまずは見ていきましょう!

フライロッド

フライロッドはフライフィッシング用に作られた専用の釣竿になっており、狙う魚や場所によってロッドの種類も変わってきます。また、通常の釣りのロッドと全く異なる点としては、重さのある物を遠くに投げることが目的ではなく、軽いものを狙った場所に投げられるように作られている竿になるため、構造も他の釣りとは異なってきます。

番手

フライロッドは1〜15番までの番手に分かれており、この番号は使うフライラインの重さによって変わってきます。例えば5番のロッドであれば、5番のフライラインを使用することになります。

フライビギナー
フライビギナー

ということは基準はフライラインになるとのことだけど、フライラインの重さは何が基準なんだろう?

フライラインの重さは使用する場所や狙う魚によって変わり、フライ(毛鉤)のサイズによって変わってきます。ここで一つ気をつけなければいけないこととしては、ロッドやフライラインは数字が大きくなるにつれてロッドやフライラインのサイズも上がっていきますが、フライは数字が大きくなるにつれてフライは小さくなってきます

ロッド番手フライサイズフィールドなどの場所狙える魚の種類
#1〜#4#20〜#8源流・渓流・管理釣り場オイカワ・イワナ・ヤマメ
#4〜#6#20〜#8渓流・湖・管理釣り場ニジマス・トラウト
#6〜#10#16〜#3/0本流・湖・管理釣り場ニジマス・サーモン
#6〜#10#16〜#4/0ボート・サーフメバル・シーバス
#10〜#15#1/0〜#8/0シイラ・カツオ・カジキマグロなど

この表を見ていただければわかるように、ロッドを最初に選ぶ際は4番ロッドを選んでおけば渓流釣りなどで幅広く狙うことができるので、4番ロッドがビギナー向けにはおすすめの番手になります。

長さ

フライロッドを選ぶ際には長さも関係してきます。長さはフィールドによって使い分けがされるのですが、ビギナーでは7’6″(7フィート6インチ)〜8’6″(8フィート6インチ)の間が適していると言えます。

継ぎ数

フライロッドは基本的に山道や渓流などで持ち運ぶことを想定しているため、コンパクトに設計されています。多い継ぎ数としては、4ピースなどが主流ですが、最近では技術の進化もあり、6ピースというものも出てきています。継ぎ数が多いほど持ち運ぶ際によりコンパクトになるため、4か6ピースがおすすめです。

フライリール

フライリールは通常の釣りで使用するリールと異なり、とてもクラシックで簡単な作りとなっています。フライをする際は、よほど大きな獲物でない限りはリールを使用してファイトすることはなく、基本はフライラインを手で手繰り寄せる形が基本となります。

また、リールの中のラインなども通常の釣りとは異なり、リールの中の構造も理解しておきましょう。

フライフィッシングのリールにもサイズはあり、選ぶフライラインによってリールサイズや巻き取れるキャパシティも変わってきます。もし4番ロッドを使い、フライラインも4番であれば3〜4番用のリールなどを選ぶと良いでしょう。また、フライラインは手で手繰り寄せることが多いため、ラインがクルクルにならないようにラージアーバーと呼ばれる巻きの内径が太いものが最近では主流になっています。

フライライン

フライフィッシングにしようするフライラインと呼ばれるものは通常の糸と比べて太くくカラフルなのが特徴になっています。

フライビギナー
フライビギナー

え、なんでこんなに太い糸を使うの?

フライフィッシングでは通常の釣りと決定的に違う点として、重さのある物を飛ばすのではなく、フライ(毛鉤)を飛ばすことになるため、先端に重りがありません。その為、フライラインの糸の重さを伝導させて先端に力を届ける構造になっているのです。

フローティングラインとシンキングライン

フライフィッシングでは大きく分けて2種類の釣り方があります。それは「ドライ」と「ニーフ」というフライの種類によって釣り方が異なってくるのです。

ドライフィッシングでは、毛鉤を水面に浮かせて水流の流れに沿って流してあげる釣り方、ニーフでは、毛鉤を水中に沈ませて釣る釣り方があります。ドライで釣る時は水面に浮かせる必要があるため、フローティングラインという浮くラインを使用しますが、ニーフなど沈ませて釣りたい時はシンキングラインを使用することになります。

バッキングライン

バッキングラインとは、リールにラインを巻く際に下巻きとして巻くラインのことを示します。フライラインをそのまま巻いてしまうと内径が細い部分に巻くことになってしまい、ラインがクルンクルンになってしまうのを防ぐ為です。また、基本的にこのバッキングラインはしようすることはありませんが、大きな獲物でラインが出切ってしまった時の予備としての役割もあります。

リーダー・ティペット

リーダーとティペットに関しては、太いフライラインとフライ(毛鉤)の間につける細い糸になります。太いフライラインから伝わる力を先端の毛鉤に伝える役割と魚にバレないようにするための役割を持っています。

フライ

フライフィッシングの中で最も奥が深いとされているフライ。自ら作る(タイイング)がフライフィッシングの醍醐味と言っても過言ではないものになります。このフライ(毛鉤)は水生昆虫を擬似して作っているものになり、鳥の羽などを使用して手作りしている擬似餌になります。

最初は市販の毛鉤を使用することをおすすめはしますが、慣れてきたら自分でフライを作成し、その自分で作ったフライで釣れた時の満足感はとても高いです。また、フライの種類は使用するフィールドや時期によって異なり、その場所と時期に生息している水生昆虫とその日に魚たちが食いついている虫が何かを観察した上でその虫に似たフライを選択するという自然観察が大事にもなってくるのです。

また、フライにも何種類かあるのでそれぞれ見ていきましょう!

エルクヘアカディス

最もオーソドックスなのがこの「エルクヘアカディス」と呼ばれる種類のフライになります。水生昆虫の中でもトビケラという種類の虫に似せた毛鉤になっており、汎用性が高いのが特徴です。

パラシュート

パラシュートの特徴は水面に浮かんだ際にポストと呼ばれる目印になる毛が特徴です。このポストの部分を色付きにしたりすることでより目立たせることも可能です。初心者の方にはこのパラシュートが見やすく、おすすめです。

ヘアズイヤー

このヘアズイヤーはニンフ(沈める釣り)で使用する毛鉤になります。ニンフで行う際はこの毛鉤で済んでしまうため汎用性も高く、ニンフで釣る際はおすすめです。

タックルにおいての準備はこの6点を揃えることで完了になります!その他にもウェーダーやアクセサリーなど揃えるものもありますが、まずはこのタックルを持って渓流で試してみることをお勧めします!(何個かのアクセサリーは釣りをする際に必要になります)しかし、全てを揃えてしまうとそれなりに値段もするため、スクールや管理釣り場などでレンタルするなどをしてフライフィッシングを体験することをまずはお薦めします!

フライフィッシングにおいてはキャスティングが最初の壁にもなってくるため、キャスティング(狙った場所に毛鉤を投げること)ができるようになってフライフィッシングを楽しめるようになったら道具を揃えていきましょう!

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